階段は「間取りの中心で、位置をきめる」と注文住宅で失敗しない

 

注文住宅で上手くいかない間取りは、階段の位置が悪いことがあります。

住みやすさは、階段の配置によって違うものかもしれません。

間取りにおいて、階段の位置は早めに決めることが失敗しないポイントになります。

 

露出型デザイン階段

 

 

  1. 早めに階段を位置を決める
    1. まずリビング、玄関、階段の順でおおざっぱに配置を考える
    2. 先に1階だけの間取りを考えると失敗する
  2. 階段の場所を決める間取りの流れ。
    1. 2階の部屋の大まかなイメージする
    2. 上がりきった位置がイメージ出来れば作りやすい
    3. 階段の位置を入れて間取りを考えてみる
  3. 階段の広さは何坪に
    1. 一般住宅では1坪で考える
    2. 登りやすい階段は、1.2坪から1.5坪位は必要
  4. 階段スペースを広くとると事故が少ない
    1. 折れ曲がり部分での踏み外し事故は多い。
    2. 注意、折れ曲がり部分が3か所以上あると事故につながりやすい。
    3. らせん階段はデメリットが大きい
  5. 階段の位置による使いやすさの違い
    1. コンパクトな間取りは、階段位置はどこでも大丈夫。
    2. 部屋数が多いと間取りの中央がベスト
    3. ど真ん中は窓が取れないデメリットのある間取りに
    4. 天窓(トップライト)は北海道では避けたほうが無難
    5. 家相、風水では中心にある階段は良くないらしい
  6. 玄関と階段の位置関係
    1. 玄関と階段が近いメリットとデメリット
    2. リビング階段はコミュニケーションが取りやすい
    3. 2階リビング、3階建て、同居型2世帯は玄関そばの位置がベスト
  7. 階段の種類
    1. 間取りに合わせて階段の形状は変えても良い。
    2. 直階段は魅せる階段に使用する
    3. 昇降機を取り付ける場合は直線階段の方が安くつけられる
    4. 3階建ての場合は直階段は動線が長くなる
  8. 最後に
    1. 階段位置だけが良くてもダメな場合がある

早めに階段を位置を決める

折れ曲がり階段

 

まずリビング、玄関、階段の順でおおざっぱに配置を考える

 

設計士の多くが間取りで部屋の位置を考える場合最初に大切にしたい部屋を(多くは人が集うリビング)の位置を決め、次に玄関の位置を決めます。

そのあとに、2階の部屋をおおざっぱにイメージして階段の位置を決めてゆきます。

 

 

古い階段の写真

 

先に1階だけの間取りを考えると失敗する

 

家を建てる際、ご自分で間取りを考えられる方も増えてきました。

その際に、はじめて自分で間取りを考えられる多くの方は設計士と違って、1階を作ってから2階を作ってしまいがちです。

1階の間取りを作ってから、2階を考えると、階段の位置が良くなくて、いびつな部屋や廊下が出来てしまうことが多く見られます。

そうなるとしかたなく階段をずらして1階の間取りを作り変えると、さらに1階もでこぼこした廊下や部屋になってしまって失敗するケースはよく見かけます。

後悔しない間取りにするためには、2階の部屋のイメージをつかんで、おおざっぱにでも階段の位置を決めてから1階のプランを書くと上手くいくようになります。

次の章では2階の間取りのイメージと階段の位置の決め方について説明します

 

説明する人

2階の間取りは位置(イチ)が一(イチ)番大切

 

階段の場所を決める間取りの流れ。

 

2階の部屋の大まかなイメージする

 

大まかな間取りのイメージの説明をします。

たとえば「南側に子供部屋を並列に配置したい」「バルコニーが欲しい」「リビングの上は吹抜けにしよう」などです。

そうすると、2階に希望の部屋がある部分には階段を配置ができないことになります。(下記の図を参照)

おのずと1階も階段の位置はそこを避けた配置になると考えます。

具体例

階段の位置をイメージする為の平面図

さらに、寝室は2階の東側に持ってきたいとすれば、1階の階段の設置できる位置の範囲は限られてくることになります。

1階の階段の設置できる範囲を説明する平面図

 

上がりきった位置がイメージ出来れば作りやすい

 

次に2階の間取りがどのあたりに階段の上がりきった位置があれば、作りやすいかを考えてみます

この時もまだ準備段階なので、「このあたりかこのあたりにあると作りやすいかな」と程度のイメージができれば良いかと思います。

具体的な例

階段と部屋が短い動線の間取り図

 

階段の位置を入れて間取りを考えてみる

 

さきほどの階段位置の2つか3つの候補を当てはめてみて、1階の間取りを作ってゆきます

何パターンか試して作っていく流れだと失敗しずらい間取りになります。

 

設計の手順を見本にした間取り図

 

世界の中心

ちなみに、ブログのタイトルは「セカチュー」をもじってみました(笑)。(気が付かないと思いますけど)

 




 

階段の広さは何坪に

 

さて、間取りを作る際に階段はどのくらいの広さで考えればよいでしょうか。

 

一般住宅では1坪で考える

 

一般的な3段曲がりのある15段上りきりの階段の場合、1坪(たたみ2畳)の広さです。

直線階段の方が面積は若干少なくなります(1.8畳程度)。

段数を13段、14段にすると1.8畳程度になりますが、現代だと少し、急こう配かもしれません。

階段の坪数が分かる図

 

登りやすい階段は、1.2坪から1.5坪位は必要

 

高齢者などの寝室が2階の場合は、登りやすくするために、階段の段数も15段でなく16段以上が望ましくなります。(16段から18段)

また、3段曲がり部分をやめ、2段曲がりか踊り場のある階段のある間取りをお勧めします。

その場合の広さは2畳半(1.3畳)から3畳(1.5坪)くらいのスペースで考えます。

2段曲がり階段




 

階段スペースを広くとると事故が少ない

 

折れ曲がり部分での踏み外し事故は多い。

 

階段は家庭内の事故でも多く、転落すると大けがに繋がります。

折れ曲がる部分での足の踏み外しやすいので、なるべく無いほうが望ましいとされています。

 

厚生労働省の住宅内での事故のデータ

厚生労働省:人口動態統計年報 主要統計表

厚生労働省:人口動態統計年報 主要統計表(最新データ、年次推移)

03_accident.pdf (chiba.lg.jp)

階段の曲がり部分

折れ曲がり階段は降りる際に転落しやすい。

 

曲線階段

シンデレラが靴が脱げたのは、お城の階段が曲線階段だったから?(笑)

 

注意、折れ曲がり部分が3か所以上あると事故につながりやすい。

 

お施主様が書いていただくプランの中には、なんとか間取りをまとめようされて、折れ曲がりが3か所以上のを見かけます。

出来れば曲がりは無いほうが安全です。

建物の坪数の関係もありますが、曲がり部分は最大で2か所までにまとめたほうが安全です。

折れ曲がり部分が44か所ある階段

 

らせん階段はデメリットが大きい

 

螺旋階段

螺旋階段は、コンパクトでデザイン性は良いのですが、曲がる部分ばかりなので転落の可能性が高いので小さな子供や高齢者の家庭には不向きです。

値段も高いデメリットもあります。

 

階段とペット

階段で臭いをカイダン(嗅いだ)(笑)

 




 

階段の位置による使いやすさの違い

 

コンパクトな間取りは、階段位置はどこでも大丈夫。

 

階段位置は、2階が20坪以下で部屋が3部屋程度のコンパクトな家であれば、端でも真ん中でも動線計画では影響は少ないかもしれません。

コンパクトな2階と広い2階の廊下の長さの違いを比較した間取り図

 

部屋数が多いと間取りの中央がベスト

 

2階の坪数が25坪以上、部屋が4部屋以上の大きな家は廊下が長くならない階段位置にした方が住みやすくなります。

建物の4つ角より、どの部屋にも行きやすい真ん中あたりにあるのがベストです。

階段が真ん中にある間取り図

ど真ん中は窓が取れないデメリットのある間取りに

 

建物の真ん中に階段を配置した場合、動線が部屋まで短いメリットがあります。

ただ階段室に窓が付けられない間取りになります。

昼間でも電気が必要になるでデメリットが出てきます。

廊下などから光が入るような間取りが取れれば、2階も明るくなります。

中央付近にある階段室の間取り図

 

天窓(トップライト)は北海道では避けたほうが無難

 

窓が取れない場合、階段上に天窓(トップライト)を設置する設計もあります。

ただ、私の住む札幌など雪の降る寒冷地は、積雪による傷みによる雨漏りの事故も多いので注意が必要です。

天窓

 

家相、風水では中心にある階段は良くないらしい

 

ちなみに、家相風水では家の中心に階段や吹抜けがあるのは、良くないとも言われています。

昔は大黒柱が家の中心だったからかもしれません。

大黒柱のある間取り

昔は、建物の中央に太い柱(大黒柱)で家を強くする構造でしたが、近年は壁をバランスよく配置して強くする構造になって問題ないので、家相風水を信じない人は気にしなくて良い話です。

家族と家のイラスト

昔は一家の大黒柱のお父さん一人で家族を支えていたことが、近年は家族全員で協力し合ってゆくことに変わったことと同じですかね。(笑)




 

玄関と階段の位置関係

 

玄関と階段が近いメリットとデメリット

 

玄関のそばに階段があるとすぐ2階に上がれるので、2階の部屋の動線が短くなります。

ただし、誰にも顔を合わせずに自分の部屋に行けるので、家族と顔を合わせる機会が少なくなるデメリットがあります。

子供を管理したい家庭では、避けたほうが良い位置です。

大人ばかりの家だと干渉しあわないメリットがあります。

玄関と階段が離れている間取り図

滑り台

2階に1階に降りる「すべり台」を付けたいという要望の方もいらっしゃいました。

 

リビング階段はコミュニケーションが取りやすい

 

玄関横の階段に対して、リビング階段は、一度リビングを通って行かないと2階に上がれない階段で、家族と顔を合わせる頻度が高くなります。

小さなお子様のいる家庭では人気の高い間取りです。

デメリットとすると音や臭いが伝わりやすい点です。

デメリットを消す間取りのブログは別ブログに書いていますので参照ください。

リビング階段は、デメリットを知らないと後悔する。
家族の対話が増える人気のリビング階段だが、オープン階段は音や臭い、熱が上階に逃げるデメリットがある。寒さ対策を解消するには、プラン段階から扉ドア引き戸カーテンでリフォーム出来ると失敗後悔しない。ブログは3つの階段の動線計画の対応の紹介。一戸建て、注文住宅のマイホームの家を建てる間取りは札幌の設計士へ新築改築の相談を。

リビング階段のある間取り

 

2階リビング、3階建て、同居型2世帯は玄関そばの位置がベスト

 

玄関からすぐ上がれる階段に適しているのは、2階以上にLDKがある間取りです。

動線が短いと買い物などの荷物の負担が少なくなります。

また、玄関1つで親と同居している2世帯住宅も、朝夜の時間帯が違って親が寝ている時間帯に帰宅しても、2階にすぐ上がれるメリットがあります。

2階にリビングがある場合の便利な間取り図

 

階段とようかい

階段で妖怪ダンスする。ヨウカイダンス。ダジャレでした(笑)。




 

階段の種類

 

間取りに合わせて階段の形状は変えても良い。

 

階段には折り返し階段(コの字型階段)や折れ曲がり階段(L型階段)、直階段(直線)など種類があります。

特にこだわりが無ければ、間取りに合わせて階段を決めていただければと思います。

階段の形

パナソニック https://sumai.panasonic.jp/sumu2/basic/vol3/04.html

 

直階段は魅せる階段に使用する

 

リビング階段などで、デザイン的に見た目のをよくする見せる(魅せる)場合は、直階段の方が価格も安く、手すりもいろいろ選べるメリットがあります。

また吹抜けに設けると見栄えもします。

階段幅も少し広めにとると、すこし素敵な階段になります。

リビング階段

 

昇降機を取り付ける場合は直線階段の方が安くつけられる

 

最近は、ホームエレベーターが安くなってきたので、付けられる方は少ないですが、椅子でエスカレーターのように上がれる階段昇降機は、曲がる部分が高いので、直線の階段の方が安くすみます。

階段昇降機

 

3階建ての場合は直階段は動線が長くなる

 

3階建ての直線階段は2階部分において、1階から上がってきた場所から、3階の登り口までの行く廊下(動線)が長くなるデメリットがあります。

3階建てで直線階段を採用した場合のデメリットが分かる図




 

最後に

 

階段位置だけが良くてもダメな場合がある

 

階段の位置によって生活のしやすさが変わることが少しでも理解していただきましたなら幸いです。

でも、生活スタイルによって階段位置の良し悪しは変わってきます。

たとえば、最後の3階建てで直線階段だとデメリットがあるといっても、3階まで上がることがあまりないのであれば、デメリットはないことになります。

逆に階段位置だけ良くて、間取りがダメな場合もあります

全体のバランスを見ながら、あせらず楽しく設計していただければと思います。

 

はじめて間取りを考えられる方には、階段部分が間取りでも一番難しい部分になります。

過去に書いた階段のブログに寸法や幅、高さのことも書いていますので、参考にしていただければと思います。

階段は、間取りの失敗で後悔するが、法則を知れば役に立つ
初めて書く間取り後悔しない理想の階段の人気ブログ。踏み面や蹴上げ幅の規定寸法や計算があり。中央位置や段数の失敗実例も。直線やL型、コの字、回り階段、螺旋の種類によるデメリットもがある。オープンリビング階段は開放的。踊り場は安全で危険も少なく登りやすい。

ちなみに、当設計事務所では自分で書いた間取りをハウスメーカーや工務店に見せる前にアドバイスを行うセカンドオピニオンサービスも行っています。

詳しくはホームページをご覧ください。https://lifehome-sekkei.com/

ほかにも階段のブログを書いておりますのでご参考にどうぞ

・リビング階段のデメリットを消す方法も

リビング階段は、デメリットを知らないと後悔する。
家族の対話が増える人気のリビング階段だが、オープン階段は音や臭い、熱が上階に逃げるデメリットがある。寒さ対策を解消するには、プラン段階から扉ドア引き戸カーテンでリフォーム出来ると失敗後悔しない。ブログは3つの階段の動線計画の対応の紹介。一戸建て、注文住宅のマイホームの家を建てる間取りは札幌の設計士へ新築改築の相談を。

・3階建ては階段の位置が大切

3階建ては老後に後悔するが、間取り対策すれば失敗しない
3階建て注文住宅の階段や老後のホームエレベーターで家を建てるブログ。後悔失敗の三階リビング2階玄関1階子供部屋の防犯、ハウスメーカー工務店選び方、高断熱や建築費のデメリット、北海道札幌市の4階建て、第1種低層住居専用地域の高さ10mや二世帯や45坪実例間取り図。自分で作るオシャレ一戸建て新築は1級建築士設計事務所に相談

・登りやすい階段とは

楽ちん階段で老後も安心、2階リビングの後悔しない間取り②
2階リビングの間取りで後悔失敗しないデメリットを解消する設計方法とは、上下移動が多くなるので、原則、段数を多く踏面も長く直線階段を避け、L型、U字で踊り場がある緩やかな楽ちん階段に。リフォームは費用価格が高いので新築から。家を建てる二世帯、3階建ても参考のブログ。工務店注文住宅一戸建ては北海道札幌の設計事務所に相談を

そのほか、現時点で100ブログ以上書いておりますのでお読みいただければと思います。

・子供部屋の位置の参考に

子供部屋は間取りで後悔するが、リビング動線と4.5畳の広さで上手くゆく
子供部屋の間取りはリビング階段の動線や広さ4.5畳5畳6畳にすると後悔失敗しない人気ブログ。スタディカウンターのリビング学習、便利なリビング横の間仕切り壁の部屋や風水家相の違い。おしゃれな成功事例のある家具のレイアウトのある実例プランも掲載。北海道札幌市の注文住宅一戸建て新築マイホーム家づくりは設計事務所に悩み相談を

・欧米では何を大切にして家を建てているのか

欧米と日本の間取りの違いは。1、リビングの位置が違う。
映画を見ると、日本と欧米の間取りが違う。 海外は、玄関のそばにリビングがあり、方位を気にしない。 間取り図面も、日本は方位で北を上に、欧米では玄関を下にする。 建て替えが少ない欧米は道路側リビングの大きな窓で外観も良く、中古も価格が高く売れる。 北海道札幌の設計事務所の新築の一戸建ての注文住宅の家づくりもかわるはず。

・間取りで家族の要望のまとめるとうまくいく話

注文住宅は「家族の要望シート」で間取り設計は失敗しない
理想こだわりの家を建てる注文住宅は設計士への要望リスト書で失敗後悔しない。ヒアリングシートや打ち合わせの流れ。スーモやハウスメーカー工務店の住宅展示場のモデルハウスの見学のコツ、家族の希望の優先順位、見積もりの成功ポイントの実例も。北海道札幌市の一戸建て住まいの間取りの相談は人気マイホームのブログの一級建築士事務所へ

・収納がたっぷりの玄関の注文住宅の間取りが人気

失敗しないシューズクローク。間取りで人気の玄関は①札幌も
注文住宅の間取りで要望が多いのが収納部屋。ファミリークロゼット、ランドリークローク、パントリーなど。玄関収納もSUUMOで人気。シューズクローク、シューズクロゼット、シューズインクロゼット、SIC,SC、土間収納があります。失敗後悔しないにはデメリット対策が必要。北海道札幌で一戸建て、新築家を建てるなら設計士に相談を

・30坪でも階段をまん中に持ってくると5LDKも可能になる

失敗しない30坪99.17m2の人気の間取り、平屋2階建3階建ての注文住宅
注文住宅の30坪99.17m2で家を建てる人気ブログ。失敗後悔し ないおしゃれでおすすめの二階リビング階段や回れる動線で2,3,4,5ldkや平屋総2階3階建ての東西南北玄関別シュミレーションの狭小住宅の間取り図の実例。広く見える工夫、ハウスメーカー工務店の建築費坪単価のデメリットも。札幌は設計事務所に一戸建ての相談を

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの住まいがより良くなり、楽しく幸せに暮らせますように。

 

・ブログを書いている設計士の紹介

 

打ち合わせの様子

田中昭臣(たなかあきおみ)1級建築士、宅地建物取引士

建築設計事務所「ライフホーム設計」代表

*注文住宅の主としたハウスメーカーで設計を経験し独立。

(建築実績100棟以上、現在も月に2,3棟の設計業務に関わる)

貴方の想いをカタチに一緒に作る住マイルな住まいを目指しております。

詳しいプロフィールはコチラ

 

ここから設計事務所のCMです。

北海道札幌の設計事務所「ライフホーム設計」のこと

 

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