もうすぐ、クリスマスですね。
家の中に、季節やイベントによる飾り物がある生活は、豊かな気持ちにさせてくれます。
大きな飾り物がある場合は、プランにそのスペースを取り入れる
以前、プランで大きなクリスマスツリーを置くスペースをリビングに作って欲しいという要望がありました。
アメリカでお暮しされていたご家族からのお話でした。
海外ではクリスマスに、大きなツリーを飾る風習があります。
毎年、もみの木を買って飾る家も多いと聞きます。
私の好きな古いアメリカ映画でも、大きなクリスマスツリーを家族で飾りつけしているシーンがありました。
(その映画は、1946年の「素晴らしき哉、人生!」(It’s a Wonderful Life)で、主人公は若いときに建築家を目指した男でした。)
大きなクリスマスツリーを飾りたい、ご要望の方の家に完成後お伺いしました。
ご家族からよく見える、設計した位置に飾られていました。
設計する際に寸法は知ってたのですが、実物は思ったより巨大でした。
冬になる前から、飾りつけされてたそうです。
ちなみに、そのご家族は、初めてご契約していただいたお施主様でもありました。
収納場所も確保する
大きな飾り物で大きな場所を取るのは、ひな人形などもあります。
飾るのに大きな場所を必要ということは、それを収納するスペースも必要です。
間取りの中に、忘れずに取り込んでいないとなりません。
飾る場所は間取りのどこにするか決める
ご趣味のものを飾られたいご希望があるのなら、あらかじめ打合せでお話ししておいたほうが良いです。
たまに、ご家族から反対されることもあります。
飾るのなら、目につきやすいところが良いでしょう。
リビング以外では、玄関、ホール、階段の踊り場、2階のホールなどがあります。
屋根付きのテラスやバルコニーがあれば、北海道でもクリスマスツリーは屋外に飾れるかもしれません。
飾る場所を設計に取り込む
今月、設計したプランで、工事店と請負契約していただいた方がいらっしゃいました。
その方は、最初、開放的な玄関したいので、吹き抜けにされたいご要望でした。
でもプラン全体を見ると、吹き抜けを作ると、2階に余裕が無くなる間取りでした。
建物は、天井裏に余裕がある構造でした。
また、ご家族にコレクションされるご趣味の方がいらっしゃいました。
そこで、玄関は吹き抜けをやめて、天井を高くとって開放的な空間にし、2階にいろいろ展示など多目的に使えるホールにすることを提案をしました。
この提案をとても気に入っていただき、設計に取り入れていただきました。
注文住宅は設計段階で、自由に空間を作ることが出来ます。
照明で飾り棚を照らす
ホールとかプランで余裕がない場合は、飾り棚などで工夫できます。
構造によっては、壁をくり抜くニッチなどもできます。
飾る場所には、スポットライトやダウンライトなど照明などで、目に付きやすくすることも可能です。
絵画などは壁の長さが必要な場合があります。
絵画や展示物で大型のものは、設置する壁の長さが必要になる場合もあるので設計段階から注意したほうが良いでしょう。
好きなものを飾って楽しいマイホームに
楽しいものやじぶんの自分の好きなものに囲まれていると幸せな気持ちになります。
飾りつけで、豊かな楽しい気分になる家になると良いですよね。
注文住宅を建てる際には、間取りに取れいられてはいかがでしょうか。
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クリスマスツリーをうまく飾るには、コンセントの位置も大切






最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの住まいがより良くなり、楽しく幸せなクリスマスイブになりますように。
・ブログを書いている設計士の紹介
田中昭臣(たなかあきおみ)1級建築士、宅地建物取引士
建築設計事務所「ライフホーム設計」代表
*注文住宅の主としたハウスメーカーで設計を経験し独立。
(建築実績100棟以上、現在も月に2,3棟の設計業務に関わる)
貴方の想いをカタチに、一緒に作る住マイルな住まいを目指しております。
詳しいプロフィールはコチラ
・北海道札幌の設計事務所「ライフホーム設計」のこと
あなたと一緒に、人生(ライフ)が楽しく幸せになる家(ホーム)を設計したい、という思いを建築士事務所名「ライフホーム設計」にしました。
一戸建て、注文住宅の新築、建て替えの間取りプラン設計は、一級建築士の設計士がいる北海道札幌市の「ライフホーム設計」で個別相談を!(初回相談は無料)
新規プラン作成のほか、お持ちの間取りや工務店やハウスメーカーのプランへアドバイスや診断を行う「セカンドオピニオンサービス」(全国対応)もやってます。
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