前回の「失敗しない土地の購入方法は。その1、建築に適さない土地がある」の続きです。

https://lifehome-sekkei.com/index.php/2019/03/07/plan-12/

 

 

総体資金がいくらになるかを調べてから土地の契約を。

 

土地と建物価格を含めた資金計画で、住宅ローンの審査をする

 

気に入った土地が見つかった場合、不動産会社に「住宅を含めた資金計画で、問題ないかを確認してから契約する」と伝えて進めてゆくほうが安全です。

 

土地代金だけの融資(ローン)の借入する額は借りられても、住宅の建設資金を含めるとフラット35Sや銀行などの金融機関で貸してくれないことがあります。

 

設計士や住宅メーカーに早めに住宅の建設費を出してもらう。

不動産会社の了解を得られれば、気になる設計士や住宅会社に、その土地に合わせた一戸建てのプランを作ってもらって、それを基に資金計画書を作成してもらいましょう。

 

ただし、土地が別な良い条件の人に購入されてしまうことがあるので、早めの行動が大切です。

 

資金計画書には、その土地に必要な工事(ブログその1で書いた杭工事、解体工事など)があれば、費用も入れてもらいます。

 

また、自分たちの希望を入れておいてもらった費用を入れてもらいます。

 

造作キッチンが希望でしたらその予算、ガレージやアスファルトが必要ならその予算などです。

 

銀行の通帳と電卓と家の模型

 

 

無理な資金計画なら、その土地で建てないほうが良い。

 

資金計画に、無理がないかを検討します。

 

土地や建物や希望を入れた総予算を基に、自己資金や返済金額に無理がないか確かめてから進めていかないと、住んだ後、生活が苦しくなります。

 

楽しいはずのマイホームが、つらい生活になるなら、そこの土地での計画はやめた方が良いでしょう。

 

本当に大丈夫なのかを確かめるのに、お金に詳しいファイナンシャルプランナーさんに聞いてみるのも一つです。

(周りにいらっしゃらなければ、こちらでもご紹介できます。)

 

営業マンから説明を受ける家族

 

 

銀行の事前審査を行ってから、契約の返事をする。

 

資金計画で大丈夫そうなら、銀行などの金融機関で、融資の事前審査を受けます。

 

正式申し込みと違って、事前審査の時は、設計図や見積書も必要ないことが多いです。

 

まだプランが固まらなくても、概算見積もりで、融資審査を受けることが出来ます。

 

間取り変更が必要で、坪数を大きくしなければならなく、あまり時間がない場合は、その分の概算金額を、建築費に上乗せして審査を受けてゆきます。

 

融資合格ならそれから不動産会社と、土地の契約を進めてゆきましょう。

 

住宅ローンの書類

 

 

住宅ローンの事前審査は、職業によって審査期間が違う。

 

サラリーマンだと、2,3日で融資審査の返事が来ます。

 

個人事業主や会社の役員の方は、2,3週間かかる場合があります。

 

これは、会社の決算書などを含めた審査が必要になるからです。

 

銀行の住宅融資の申込書類

 

 

理想なのは、土地を探す前から資金計画を作っておくこと。

 

土地を見つけてから、理想のプランや資金計画を作ると、あまり時間の余裕がありません。

 

あらかじめ、大まかなプランや資金計画を作っておくとバタバタしません。

 

杭工事なども、その地域の地盤データで概算見積もりが出来ます。

 

また、総体予算の中で、土地の金額をどこまで、抑えなければならないかもわかります。

 

 

家の前で集まっている家族

また、少し長くなってきましたので、「その3、土地の契約書類でチェックすること」へ続きます。

少しお待ちください。

 

 

住宅に適さない土地がある。失敗しない土地の購入方法は-1

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